こんにちはカイリトです。
今回の記事は、
『ソードアート・オンライン26 ユナイタルリングⅤ』
を読んだので感想を書いていきます。
今回書いていく内容は四つで、
- 簡単な話の紹介
- 今回新しく出てきた情報
- 前巻までと繋がっているところ
- 次に楽しみなところ
などを書いていきたいと思います。
今回の記事も作品のネタバレが存在しているので注意してください。
前回の「ソードアート・オンライン25ユナイタルリングⅣ」も感想を書きました。
その記事はこちらになります。
簡単な話の内容
今回の話は、
- ユナイタルリング
- アンダーワールド
の二つの世界の話が交互に進んでいきました。
小説では交互に書かれていたけど、
この記事では順番に内容を書いていきたいと思います。
まずはユナイタルリングの内容から書いていきます。
ユナイタルリングの簡単な内容
ユナイタルリングでは、
- キリト
- アスナ
- アリス
がアンダーワールドに向かった状態で進むことになりました。
シリカ視点で進み、
最初は町の近くを散策すると思っていたけど、
ボスがいる場所を見つけ状況が変わった。
ボスと同じ場所にいたフリスコルというプレイヤーに、
他のゲームが先に進んでいると教えられ、
シリカ達はキリトたちがいない間に少しでも進もうとボスに挑むことに決めた。
その後視点が変わったりしながらボス戦の準備として、
- 障害物を作ったり
- ボスに効果のある毒を作ったり
など色々な準備をしてから挑むことになった。
そうしてボスに挑んだ時に、
NPCが捕まるなどのイベントはあったけど、
なんとか誰も死なずにクリアすることができて今回の話は終わった。
次のステージはどんなところでどうなっていくのかが楽しみになりました。
次にアンダーワールドについて書いていきます。
アンダーワールドの簡単な内容
アンダーワールドの話は、
キリトたちが封印を開けたところから始まった。
そこで、
- セルカ
- ティーぜ
- ロニエ
のディープフリーズされた状態に出会った。
そうしてセルカたちの近くにいると、
元昇降係のエアリーがやってきて、
キリトたちと再会することになった。
エアリーと話していると、
セルカたちを元に戻すための術式は、
アドミナにあることがわかり目的が増えた。
そうして話が終わると上の階にあった機竜に乗ってアドミナに行くことになった。
だけど機竜は二人乗りなのでキリトとエオラインで行くことになりました。
アドミナについてからはすぐに誰かから攻撃を受けてしまったけど、
なんとか耐えて相手の基地まで行く事ができた。
そこで相手の情報を聞いたりして、
最後には捕まっていた神獣を助けながら脱出した。
だけど助けた時に相手のイスタルに見つかり戦いになって、
- キリトの心意が効かない
- 相手の増援
- アスナとアリスをこの場に呼んだ
など色々あったけど相手を撃退できた。
その後助けた神獣からセルカ達を動かせる術式をもらい、
帰ってきて再会するところで終わりました。
ティーぜが動き出した時に、
エオラインをみて驚いていたので、
次にどんな展開になっていくのかが楽しみです。
今回新しく出てきた情報
今回の話の中で結構新しい情報が出てきたけど、
気になるものは、
- ユナイタルリングについて
- 他のゲームの情報
- ロベリアの花について
- イスタルの情報
- アスナのSAOについての考え
の五つが気になりました。
これからそれぞれを詳しく書いていきます。
ユナイタルリングの世界について

シリカ達がフィールドボスを見つけたときに、
同じ場所にいたフリスコルというプレイヤーから、
- ユナイタルリングについて
- 他のゲームの情報について
の二つを教えてもらった。
最初のユナイタルリングの情報では、
各ゲームプレイヤーが半径700キロの円形の外周に配置されて、
中心を目指していくとなっていた。
だけどいろんなプレイヤーの話を統合すると、
単純な平面じゃなくて、
ゴール地点を中心にした段々構造になっている。
上の画像のようにウェディングケーキみたいな感じになっている。
そしてその段差を乗り越えるには道が用意されていて、
- 崖の内側を通るダンジョン
- 崖に掘られた階段
- いつ崩れるかわからないハシゴ
のような色々な通り道があるけど、
そこにいくためには、
- 落ちたら死んでしまうパズルギミック
- 30人レイドが全滅するくらいのフィールドボス
のような障壁を乗り越えていかないといけない。
シリカ達が挑戦する障壁は、
蜂がボスになっているフィールドボスが障壁になっている。
他のゲームの進んでいる情報
この他のゲームの進んでいる情報についても、
フリスコルに教えてもらった。
まずはキリトたちがいるラスナリオより先に進んでいるゲームは、
- アポカリプティック・デート
- アスカ・エンパイア
の二つが先に進んでいる。
この二つがなぜ進んでいるのかを書いていきたいと思います。
まずは《アポカリプティック・デート》の方は、
プレイヤーがモフモフで可愛いとシリカが言っていて、
爬虫類や両生類などがいる。
そのゲームでは自前の毛皮や爪などの性能が高くて、
武器防具の生産が最低限で済むから先に進んで行けた。
次に《アスカ・エンパイア》の方は、
このゲームのことはSAO22巻にユウキ達がプレイしている様子が書かれていて、
侍、忍者などの和風の世界観のゲームになっている。
このゲームが先に進めた理由は、
簡単にいうとゴタゴタしなかったということ。
キリトたちはムタシーナと戦ったり、
GGOでは奪い合いなどで争いが起きて、
どのゲームも最初はゴタゴタが起きて攻略が進んでいなかった。
だけど《アスカ・エンパイア》は序盤から協力して、
スタート地点の近くに生産拠点を立てて、
キリト達よりも先に進むことができた。
ボスに効果のあるロベリアの花について
シリカ達がボスに挑むと決めてからは、
ボス部屋の前に簡単な拠点を作り仲間を呼びに行った。
そのときにNPCのパッテル族の1人からボスの弱点として、
「ロベリアの花」の存在を教えられた。
その「ロベリアの花」の名前が出たときに、
- シリカ
- リズベット
の2人が驚いて猛毒を持っていると知っていて、
SAOにあった花ということが判明した。
この「ロベリアの花」がSAOの時のものだと知ったときは驚いたけど、
何より攻略組ではないシリカとリズベットが知っていたのには、
一般的に知られていたのかと驚いた。
後はSAOを読んできて「ロベリアの花」が出てきたのは初めてだと思う。
だけどここでの「ロベリアの花」はSAOとの仕様が違ったり、
現実にもロベリアの花があるので、
どちらを参考にしたのかはわからない。
この「ロベリアの花」を使うには鍋で煮詰めることになったけど、
その時の書き方を読んで、
裏表紙のリズベットはこのことだったのかと思いました。

イスタルの情報について

キリト達が惑星アドミアについてときには、
すぐに攻撃を受けてしまった。
その攻撃をなんとか凌ぎ相手の基地を突き止め、
侵入することになった。
侵入して神獣を見つけると「イスタル閣下」と呼ばれる偉い人が出てきた。
そしてキリトたちは基地から脱出した後に、
その閣下が後をつけてきて少し話すことになった。
話していく中でエオラインが目覚め、
エオラインとイスタル閣下が知り合いだとわかった。
そのときにお互いがフルネームで呼び合い、
- トーコウガ・イスタル
- エオライン・ハーレンツ
と名前がどうなっているのかを知った・
現在では、
- エオラインとイスタルは人界統一大会の決勝戦で戦ってエオラインが勝った
- 相手が変わったなと言っているので大会以外にも2人はあっている
などの過去が考えられるけど、
これからの話でまだどんな過去が出てくるのか楽しみです。
他にもイスタルは、
- 基地を作る
- 神獣を捕まえる
- 研究する
- 部下を集める
などすぐにはできるものではないので、
結構前から行動していることになります。
そのためイスタルが、
- 何を目的としているのか
- なぜ行動するようになったのか
- リアルワールドからの人は関係あるのか
など色々なことが気になりました。
アスナの考えたことSAOについて
アスナがキリトと別れたすぐ後に、
大浴場に向かった。
そこで『ソードアート・オンラインプログレッシブ8』のキズメルとの
思い出を考えていてそこから、
だが彼女たちが懸命に生きたアインクラッドは、ザ・シード連結体という大樹のゆりかごとなり、その最も高い梢に咲いた花こそが、このアンダーワールドだ。
全ては繋がり、流れていく。大樹の枝葉はユナイタル・リングの名のもとに再び束ねられ、一つとなった。あたかも、カバラ思想で言うセフィロトの樹のように。
ふと、アインクラッドの綴りが脳裏に浮かぶ。
Aincrad。キリトによれば、茅場晶彦は事件以前に、これは《具現化する世界》なる言葉を略した名称だと発言していたらしい。
しかし、セフィロトの樹は、ヘブライ語の《無》ーAinから生じたのではなかったか。そこで切るなら、残りはcrad。ヘブライ語にそんな単語があるのかどうかは知らないが、もし英語だとすれば連想するのはcradle……ゆりかごだ。
無のゆりかご。
いや確かカバラ思想では無から無限が生まれ、無限からは………。
ソードアート・オンライン26 ユナイタル・リングⅤ 60ページ
アスナがこのようなことを考えていた。
アスナがこのような色々なことを知っていて、
それを思い出して考えることができるのはすごいなと思った。
あとは最後のカバラ思想が途中で終わっていたので気になり調べると、
- アインは「無」となり0と表記
- アイン・ソフは「無限」 ∞と表記
- アイン・ソフ・オウルは「無限光」 000と表記
アインからアイン・ソフが生じ、
アイン・ソフからアイン・ソフ・オウルが生じた。
そしてアイン・ソフ・オウルからケテルが流出したとなっている。
などの色々なことが気なったので、
これらのことが次にどうなっていくのかが楽しみです。
前巻までと繋がっているところ
今回の話の中で他のソードアートオンラインと繋がっているのは、
- SAO25巻の最後のイラストの3人
- 今回再開したエアリーについて
- アスナが考えていたこと
- エオラインが使った空の心意について
などがあったので、
これから4つを詳しく書いていきたいと思います。
SAO25巻イラストの3人について
前巻のイラストとは、

この最後に封印されていた場所の画像として、
上の3人が出てきた。
今回の話が始まってから誰なのかがわかり、
- 真ん中がアリスの妹のセルカ
- 右がロニエ
- 左がティーゼ
となっていた。
そうしたことがわかってから前巻のイラストを見直してみると、
確かに2人の面影が見えて少し似ているなと思いました。
再開したエアリーについて

今回の話の中で一番最初に再開したのは昇降係だったエアリーだった。
このことで帯のセリフの、
「キリトさま……お帰りなさいませ」
と言っていたのはこの人のことだった。
これからエアリーがいつ出てきたのか忘れたので、
調べてこの下に書いていきたいと思います。
エアリーが出てきたのは、
- 12巻280ページ
- 19巻48ページ
- 19巻136ページ
になっていてそれぞれを少し書いていきたいと思います。
12巻では、
キリトとユージオがエアリーと初めて出会って、
いつから昇降係をやっているのか、
解放されたら何がしたいのかを聞いて、
名前は聞くことはできなかった。
19巻48ページでは、
エアリーは出てこななかったけど、
ロニエが自動昇降盤に乗った時に、
自動昇降盤に乗り、一気に上昇する。かつてこの装置は人の手で動かされていたそうだが、自動化にともなって操作係をしていた少女はその天職から解放され、いまは卓越した風素術の腕を見込まれて工廠で新たな職に就いていると聞く。
ソードアート・オンライン19 ムーン・クレイドル 48ページ
このようにエアリーについて少しだけ考えていた。
19巻136ページでは、
ロニエ視点で機竜の前に集まった時に、
エアリーが居て、
そこでキリトがエアリーに返事をする時に、
名前を呼んでいてここでエアリーという名前だとわかった。
他にも出てきてるかも知れないけど、
まだ全部は確認していないので追加があったら下に追記する予定です。
アスナが考えていたことについて
前の見出しで書いた時と同じように大浴場で、
アスナが、
頭の芯が痺れるような心地よさに身を委ねていると、ずっと昔にもこんなことがあったような気がしてくる。
いやーー気のせいではない。あれはアインクラッドの第七層を攻略していた頃だから、もう四年近くも経つだろうか。連続クエストの舞台となった巨大なカジノに併設されたホテルで、やはりキリトと別行動を取り、この大浴場ほどではないが豪華な風呂に入ったのだ。あの時は情報屋のアルゴと、カジノの支配者であるNPCの少女、そして同じくNPCのダークエルフ騎士が一緒だった。姉のように慕っていた騎士に、アスナは背中を流してもらったのだが、彼女がNPCらしからぬ悪戯でアスナの背筋を……。
突然、背中から胸へと切ない痛みが走り、アスナは息を詰めた。強引に記憶を堰き止めて、体を包むお湯の感触に意識を集中させる。
やがて、痛みは徐々に溶けていった。あの日々はもう二度と還らないし、ダークエルフ騎士や他のNPCたちと再会することも決して叶わない。
ソードアート・オンライン26 ユナイタル・リングⅤ 60ページ
このように考えていた。
この考えの内容は『ソードアート・オンライン プログレッシブ』の内容で、
まだ出てきていないことにも書かれていた。
そのためこれからのプログレッシブが、
どんな内容になっていくのかが気になりました。
エオラインが使った空の心意について
キリトとエオラインが攻撃された基地に潜入する時に、
エオラインが空の心意を使って気づかれずに基地に入れた。
空の心意はエオラインの説明によれば、
「簡単に言えば、他人が認識する自分を消す心意……だね。いや、消すのともちょっと違うな……希釈というか、融合するというか……」
ソードアート・オンライン26 ユナイタル・リングⅤ 154ページ
という心意になっている。
空の心意をキリトが感じた感想が、
エオラインがマスクの奥で両目を瞑り、細く、長く息を吐く。
直後、奇妙な感覚が俺を襲った。視界の中央に波紋にも似た揺らぎが生まれ、後方へ抜けていく。自分と世界の境界が曖昧になり、肉体がふわりと拡散するかの如き浮遊感が訪れる。
その感覚はすぐに遠ざかったが、完全には消えない。確かにこれは《希釈》だ。自分という存在が薄くなっている。
ソードアート・オンライン26 ユナイタル・リングⅤ 155ページ
このようになっていて、
アクセル・ワールドに似たような表現を読んだなと思った。
その後にアクセル・ワールドを探して、
アクセル・ワールド25に、
オメガ流合切剣の奥義である《合》が出てきて、
ハルユキは、視界全体が波紋のように揺らぐのを知覚した。その波はシルバー・クロウのアバターを呑み込み、微細な粒子へと分解し、空気と地面に溶け込ませていく。もちろん実際に起きたことではない。ハルユキが……そしてBBシステムがそう感じたのだ。
視覚ではなく脳、いや魂に世界のかたちが伝わってくる。すぐそばの帝城や霞が関の官庁街、新宿や渋谷の高層ビル街、二十三区全体から関東平野全体、本州、北海道、四国や九州……更にはBB世界に重なる二つの加速世界までも………いや、これは………?
アクセル・ワールド25 終焉の巨神
このような表現があって両方とも似ているなと感じました。
これからも同じ作者の作品から、
似ているような表現は出てくると思うので、
他の作品にも同じものは何のか探しながら読んでいきたいです。
次に楽しみなところ
今回の話を読んで次に楽しみなところがあるので、
- ユナイタルリング
- アンダーワールド
の二つに分けてそれぞれを書いていきたいと思います。
ユナイタルリングで次から気になるところ
シリカ視点の時に、
仲間たちは皆、いつかはそこから出て、自分ひとりだけの道を歩き始める時が来るのだろう。実際、帰還者学校の三年生であるアスナとリズベットは、四ヶ月後には受験が控えている。二人がどんな進路を考えているのかは聞いていないけれど、すでにログイン頻度はかなり下がってきているし、進学後もいまのように一緒に遊んでくれるのかどうかは定かでない。
ソードアート・オンライン26 ユナイタル・リングⅤ 71ページ
と考えていてこの作品の最後について、
少しだけ書かれていた。
そうしてこれからのソードアート・オンラインがどんな終わりを迎えるのかが気になりました。
他にも今回のシリカたちによって次のステージに向かうための、
ボスを倒すことができた。
これで次は知らないステージに行くことになるので、
次がどんなステージになるのか楽しみです。
アンダーワールドで次から気になるところ
アンダーワールドで気になるところは、
キリトたちの相手になったイスタルは、
- 基地を作り神獣を捕まえる
- 神獣から兵器を作る
- 神器を作る
などの結構時間が必要な行動をやっている。
そのためイスタルが、
- 何を目的に行動しているのか
- なぜ行動するようになったのか
- リアルワールドからの人は関係あるのか
など色々なことが気になりました。
他にもキリトたちは今回の話で、
ディープ・フリーズを解いて、
- セルカ
- ロニエ
- ティーゼ
と再開することができた。
だけどその時にティーゼがエオラインをみて、
驚いていたので次にどんなことになるのかが楽しみです。
次のソードアート・オンライン27では
ユナイタルリングでは新しい場所に行ったり、
アンダーワールドでは仲間の、
- ロニエ
- ティーゼ
- セルカ
と再開した後など次の話がどんな展開になっていくのか楽しみです。
他にはまだ読んでいないSAOスクワッドジャムを読んでみようかなと思ったりしました。
まとめ
今回の記事では、
『ソードアート・オンライン26 ユナイタルリングⅤ』
の感想を書いていきました。
感想として、
- 簡単な話の紹介
- 今回新しく出てきた情報
- 前巻までと繋がっているところ
- 次に楽しみなところ
の四つを書いていきました。
今回の話はユナイタルリングとアンダーワールドで、
すぐに視点が変わってゴチャゴチャしたので、
もう一回バラバラに読み直してみたいです。
今回のソードアート・オンラインの話も楽しかったので、
次も楽しみにまったり、
作者の他の作品も読んでいきいたいと思いました。