こんにちはカイリトです。
先日
の記事に、また親にお金があるか聞かれたことを書きました。
そこでお金は貸したくないけど、
またお金を貸す機会が出てくると思い、
借用書の書き方を記事に残していきたいと思います。
今回の記事はタイトル通り家族間で使う借用書なので、
簡単な借用書の書き方と、
しっかりした借用書に必要なモノを書いていきます。
簡単な借用書の書き方
令和○年○月○日
○○○○殿
借用書
金壱百萬円他
上記金額を確かに借用しました。
返済期日 令和○年○月○日
返済方法 期日までに一括返済するものとする
住所
氏名 印
家族間のお金の貸し借りなら、
上のように簡単な物で大丈夫だと思います。
簡単な借用書を書くときに必要な物
上の例を参考に借用書に必要な物と注意点を書いていきます。
- お金を貸し借りした日付
- 貸した人の名前
- タイトル(借用書)
- 貸し借りした金額 ※漢数字(大字)で書く
- 借りた人がお金を受け取ったこと
- 返済期日
- 返済方法
- 貸してもらう人の住所・氏名・押印
ここに書いてある情報が載っている借用書なら、
上の例と同じではなくても大丈夫です。
例えば貸し借りした日付が返済方法の下にあっても、
借用書としては普通に使えます。
借用書を書く時に注意するところ
借用書を書く時に気をつけないといけない所で重要な物は、
- 金額は漢数字(大字)で書く
- 貸してもらう人の氏名・住所は本人が書く
の二つです。
これから詳しく書いていきます。
金額は漢数字(大字)で書く
借用書で金額を書く時に、
アラビア数字(1、2、3)を使うと改ざんされる恐れがあります。
また漢数字でも一、二、三などは、
改ざんしやすいので大字という物があります。
借用書で使う大字を下に書いていきます。
大字 | |
一 | 壱 |
二 | 弐 |
三 | 参 |
五 | 伍 |
十 | 拾 |
百 | 佰 |
千 | 阡、仟 |
万 | 萬 |
10万 | 壱拾萬 |
氏名・住所は本人が書く
氏名・住所などをパソコンで作った場合は、
貸した人が偽造した。
などと疑われてしまうので、
氏名・住所を本人がボールペンなどの消せない物で書く必要があります。
しっかりした借用書に必要なモノ
家族間以外でしっかりした借用書を作るときは、
利息や遅延損害金を入れたりなど少し変わってきますが、
1番の違いは収入印紙が必要になる所です。
収入印紙が必要になる場合は貸し借りする金額が1万円以上の時に
納税のため収入印紙が必要になります。
収入印紙には金額による種類の違いがあって、
借用書の貸し借りの金額と必要な収入印紙の額を書いていきます。
貸し借りする金額 | 収入印紙の額 |
〜10000円 | 不要 |
10001円〜100000円 | 200円 |
100001円〜500000円 | 400円 |
500001円〜1000000円 | 1000円 |
1000001円〜5000000円 | 2000円 |
5000001円〜10000000円 | 10000円 |
収入印紙はコンビニや郵便局などで買えます。
ただしコンビニでは200円などの少額の物しか買えないので注意しましょう。
まとめ:家族でも借用書を用意しよう
今回の記事では、
簡単な借用書の書き方を紹介しました。
- お金を貸し借りした日付
- 貸した人の名前
- タイトル(借用書)
- 貸し借りした金額 ※漢数字(大字)で書く
- 借りた人がお金を受け取ったこと
- 返済期日
- 返済方法
- 貸してもらう人の住所・氏名・押印
などの事が書いてあれば収入印紙がなくても、
家族間で交わす借用書としては十分だと思います。
家族だとしても大きな金額を貸し借りする時は、
借用書を用意してトラブルが起きないように、
準備することをオススメします。